僕の代わりに
昨日のU-9クラス。
約束を破って、「守る」と約束をしても破ってしまい、「絶対守る」を何度も破った子に、「この練習しちゃダメ」と言い、させず。
「今度は絶対守る!」も、何度も何度も繰り返したら、ダメ。だって、いつも同じ約束で、それはみんなのケガを守るための約束で、(守ることを)我慢できる約束ですから。
それに、全員を集め、「約束を守らなかったり、説明を聞いていなかったりすると、ケガをしてしまうことだったあるのだから、約束を破る子には練習をさせることはできないよ」と言い、「友達が練習できなくなって、サッカーの人数が減ったら嫌でしょ。だったら、友達にも注意しなよ」と言ったすぐ後のことですから。(→→友達に注意することはできなくても、自分で守ることはしなくてはいけません。)
ということで、2人は見学に。
すると、1人の子が、私に「僕が休むから、あの2人を代わりにここに入れて(練習させてあげて)」と。
「それはできないよ」と言い、でも、「何でそう思うの?」と聞くと、
「僕も(そういうことが)1回、あったから」と。
その子の言う「1回」が、
①その日にルールを1回破ったことの「1回」なのか、
②以前にルールを何度も破ったことの「1回」なのか、
③以前に自分も同じように練習に参加できないことがあったことの「1回」なのか、
おそらく②か③だとその時は感じたのですが、(①~③まで、すべて可能性あり・・・)
ちょっと感心しました。
でも、だからと言って、2人をすぐには戻さず。
それにしても、その子はよく私に「僕の代わりに」と言いましたね。
これまでの自分の経験から、その時の気持ちをちゃんと心にしまって、強さと優しさを身につけてきているのでしょう。
感心感心。