バカです
数少ないトレーニングパンツの膝に大きな穴があきました。
U-15クラスのゲームでスライディングしたら、穴があきました。あちゃー、もったいない。あそこまでやる必要あったかなぁ、バカだな、俺は。
でも、このスライディングの意味を理解したのは、コートにいた全員の中に一人もいませんでした。これが昨日、いや、ここ数カ月の練習の状態(選手・スタッフ含め)を示していると思います。
U-12クラスでは、ある子がゲームでスライディングしたら、他の子が「調子に乗ってんじゃねー。穴があいて後悔するぞ」みたいなことを言っていました。穴をあけることを気にしないでサッカーしちゃう、君も「バカ」だね。
が、穴があくのを気にしてプレーなんてしてたら、本当の楽しさなんて得られない、本当の感じるべきものなんて感じられない。だから、大いに穴、結構! そんなところでバカになれないでどうするの?
実は、昨日はU-12クラスから、このおバカさん=「本当の瞬間」「本当の楽しさ(悔しさ)」を感じ始めている子を一人、U-15クラスに参加させたのですが、U-15クラスの練習では、この子が一番、色んなことを理解していたかな。
バカは、バカじゃないのです。
好きなことでバカになれないで、どうするの?