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昨日の6年生のある子のプレーはとても良かったです。他の子も良く、全体的に良かったのですが、その中でも良かったです。単純に「うまい」とかいう話ではなく、良かったです。

年代によって、受け取れるメッセージや気持ちの内容・大きさは違いますよね。

この子は本当にしっかりとメッセージや気持ちを受け取ることができる-だから伸びる。

練習前や途中途中ではふざけたことを言ったりしても、ちゃんと受け取っている。自分でもどういうプレーをすべきかわかっていて、それを周囲に流されることなくやることができる。自分を失いそうになっても、それに対して言葉をかければ、自分自身で戻ってくる。

これからの成長は、「×3」くらいでは行くでしょう。

また、昨日は休憩中に1個のボールだけしかコート上にない時があり、その時の様子を見ていると・・・

一人の子がまず休憩から戻り、「ボールちょうだい」と言い、渡すと遊び始め、もう一人が来てパスが生まれ、次に来てまたパスが生まれ、次にも「おれも入れて」と来て、その子はパスをもらった後に「どうすればいいの?」と、その子たちがどうやって遊んでいたのかを聞き、同じように遊ぶ子が増えていく、という感じです。人数が増えてくればボールを触れない子も出てきます。ボールは一つだけなので。

また、休憩からは戻っても、遊びに入っていいものかどうか考えて入れなかったり、恥ずかしくて入れなかったり、なんていう子もいます。そういう子を見つけて、「ほらよ」とパスをする子もいます。それを受けて、嬉しそうな顔で中に入ってくる子もいます。

そう、気持ちを受け取りなよ、なんて思います。友達から気持ちを投げられても、それを受け取ろうとしなければ、遊べないじゃん。投げる方だって勇気がいることがあるんです。それに答えなきゃ、遊べないじゃん。それができずに「つまらない」になっても私は助けません。だって、友達だって、「入りたいけど、どうやって入っていいかわからない」子の気持ちを受け取って、パスをしているのだから。それに、チャンスは一度だけではないから。友達はその後も投げてくれるのだから。

こういう場面でも、受け取ろうとする子は伸びていきます。

うまくできるかではなく、受け取ろうとしているか、それを友達は感じるのでしょう。

べつに失敗しても、がんばってたらボールは行きます。

そういえば、「入れないでいる子」にパスをした6年生の子も、夏休みにしっかりとメッセージを受け取り、急成長してきた子でした。

なかなか良い風景でした。

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