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2009年7月 3日 (金)

教わりすぎの逆効果

ある曜日のあるクラス。

対決形式の練習で、ドリブルしている子にある子が肩からアタック。

外から見ている私が見ても、ちょっと不自然なタイミングと不自然な強さ、不自然な形でのアタック。

当然、ドリブルしている子は「なんだよ!」と。

アタックした子は「肩だからいいんだよ」(反則じゃないよ)と。

でも、あの状況であの当たり方は反則になります。

が、この子はどこかで「肩で当たれば反則ではない」ということを教わったか覚えてきたかしたようで、「肩だからいい」をずっと言っています。

ソラではわざわざそんな当たり方を教えませんが、子供たちにとっては色んな場があるので、色んな場で色んなことを教わるのでしょう。

子供が自然にボールを追いかけていればかなり身に付くものもあるので、はじめに頭(理論や理屈)から入るような教え方はしません。はじめに頭から入ると動きが不自然になることもあるので・・・。それに、色んなことを知らないで自然にボールを追いかけている方がタフさも身に付くことが結構あるんですよ。今回のこともそんな感じです。

両方の子はただ一生懸命にやっていただけで、どちらが悪いということではないので、この時は、少し間をおき、ちょこっと話をしました。

この二人のやりとりとその時の説明については、また今度、通信のおまけなどでお話ししますね。

年代の理解力に合わない教わり過ぎ(教え過ぎ)、年代の動きや体力に合わない教わり過ぎ(教え過ぎ)には気をつけたいですね。

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