ひざを抱えた目の先は?
Uー9クラスのゲーム中。
ボールが体に当たり、「いた~い」と泣いちゃった2年生。強すぎはないボール。もちろん、痛いかどうかは本人しかわかりませんが、でも、そ~ろそろ、もうちょっと強くならないとね。
大丈夫そうなので、別に私は近寄らず。友達が声をかけに行っているし。
すると、コートの隅に移動し、ひざを抱えて。
友達、何回も声をかけに行ってたでしょう。大丈夫なら応えなきゃ。大丈夫そうなのに、いつまでも友達の声に応えなきゃ、そりゃ友達はサッカーの中に戻っていくよ。サッカー頑張っている友達だっているんだし、自分だってサッカーやりたいからね。
大丈夫そうでなければその後も声をかけるだろうけどね。
ひざを抱えたまま、友達が楽しそうにサッカーをやっているのを見ていた子。もう声をかけに行く子はいません。これは「優しくない」というのとは違いますよ。子供の社会の当り前の光景です。
友達がきた時に頑張れば良かったな、そう思ってるかな?
そのゲームはそのまま終了。
そして、次の試合には自分でちゃんと復帰。
さびしかっただろうけど、さびしさがわかれば強くも優しくもなれるからね。
ちょっと強く、優しくなれたかな?