いつからサッカー始めたの?
ついこの前、ある6年生の子に、こう聞かれました。
私の場合はサッカーを始めたのは6年生の夏休みから。チームに入ったのなんて6年生の3学期。今の子供たちに比べたら遅いかな? でもすごく楽しかったですよ。
チームに入っていない期間のサッカーが面白くなかったかというとそんなことはなく、めちゃくちゃ楽しかったですよ。
放課後、同じクラス内の仲間とチームを分けて試合をしたり、クラスでチームを作ってクラス対抗の試合を組んだり(かなり本気・・・上履き入れの投げ合いの借りを返すのだ)、他のクラスのちょっとだけ顔見知り君らと連合チームを作り(←4クラスあったので、6年生になっても知らない子がたくさんいたのです)、他の小学校と対抗戦をしたり。そこでまた名前も知らないヤツらと知り合いになったり。もちろん、他校の子と。
他の小学校との試合はちょっと組むのが大変っぽかったですが、野球少年で他校に知り合いのいる子が話をつないで、ちゃんとやれました。
こういうことが子供たちだけでできたのが本当に楽しかったですね。
草サッカーでは、ゴールはちゃんとしたゴールがある時もあったし、空き地でやる時は壁とか木の間がゴールになってたのですが、どのゴールでも、入れた時は同じ喜びがありました。
こんなに楽しいサッカーをできたのは、1982年のスペインワールドカップを見てから。あの大会を見て、それまで全然興味のなかったサッカーに興味を持ち、のめりこみました。
子供の時に見るものは本当に強い影響を与えますね。多感な頃だから当然ですが。
今の子供たちも、ズドーンと心を射抜くような、将来にわたって宝になるようなもの、しっかり見ているかな。