わかってるけどできないのか・・・
今日はU-12クラスで、最近動きが気になっていた子に注意。「お前、気づけ」という感じで。
でも、おかしい。外に出し、その後、話を。色んな話をしたのですが、ここではそれらはカットします。そして、わかったことは「わかっているけど、できない」と。
「自分では直せないのか」の問いに、「たぶん、無理だと思う」との答え。この答えは何度聞いても変わりませんでした。
が、私はそうは思わないので、私なりの考えを言いました。
その後のゲームでは、動き、良かったです、この子。「たぶん無理だと思う」ことは、「無理じゃないかもしれない」ということを少しずつ、教えていきたいと思います。
それから・・・その子に「ゲームから外れろ」と言った後、休憩時に「チームごとに集まって休憩」と言った時の様子が、残念でした。
私が「外れろ」と言った子だって、チームメイトの一員。なのにこの子は一人ポツン。
自分から加わる努力も必要だし、チームメイトがその子を加えようとする努力も必要です。なのに、一人、ポツン。
状況からいえば、この一人の子がみんなに加わろうとするのはちょっと大変でしょう。
だから、チームメイトの子が声をかけてやるかと思っていたのに、みんな、ゲームをしていた子たちで集まっているだけ。
これには腹が立ちましたが、ここでは何も言いませんでした。こんなことは、自分たちで気づいてほしいので。私が言って、その後に声をかけたって、そんなの「本当」じゃないですから。
友達に声をかける、励ます、そんなことにコーチの許可なんぞいらんぞ。コーチに注意されたり怒られた子がいたら、一番その気持ちがわかるのは子供たち、友達だろう。コーチにどう思われるかではなく、子供としてすべきことをしてほしい。それができない雰囲気なんだろうか、俺のコーチングって・・・。悔しい。
わかっていると思うようなことや当たり前と思えるようなことでも、もっとふだんから、伝えなくてはならないことがたくさんあるんですね。
複雑な心境でした。