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通信No.60おまけ「各クラスの様子」

さて、新年度が始まって4ヶ月。早いもので、もう一学期も終わりです。
なので、今回は各クラスのことを少~しずつ(予定)お伝えしていきますね。
■まずはU-6クラスから・・・
このクラスは新年度が始まってから初めてソラに来た子がたくさんいます。
当然、今いる年中さんはみんなそうです。スクールの体験に来た時や、入ったばかりの頃は、なかなかコートの中に入ることができなかったり、スクール中でもコートの外に“脱出”しようとしたり、練習中の休憩でお母さんのそばに行くともうそこから戻れなくなったり・・・。
そんな子を見て、「ほほ~(やるなぁ、お前ら)」とは思いながらも、ぜ~んぶ自然な行動で、珍しいことでもないし、驚くことでもなく、「子供なら、そりゃそうだろう」という姿を見せる子ばかりで安心したのを覚えています・・・ってまだ数ヶ月なのに、遠い日のようですね・・・。だって、本当に遠い日のよう!   今ではそういうことはないですもんね。本当にすごい成長ぶりでビックリです・・・もしかして今度の練習で覆されたりして・・・。そして、今の年長さんは・・・いやぁ、お兄ちゃんになるもんですね~。
「えっ、なんでそんなにしっかりした??」と言いたくなるほど、しっかりした子もいます。もちろん、やんちゃぶりが大成長した子もいます。いずれにしても大成長。運動の部分も、動きの上手さ、素早さなどが、年中さんの頃に比べると、グー・・・ンと伸びています。
色んな子がいるU-6クラスですが、発達の速度や各成長段階を楽しむ時間の長短は、一人一人全然違うのが自然なので、今のように、練習を見学されている保護者の方が、“余裕”、“ゆとり”を持って見て頂けると、本当に有難いです。
私達も、どういう働きかけが子供たちにとって良いのかを考えグランドに立っています。「話しかけないこと」「話しかけること」にもちょっとした意味があることがあるので、これまで通り、コーチを困らせても、グランドでは見ていてください。私達が子供の心を理解する、私達が子供との関係を作る、そうしなければ彼らを伸ばしていくことができませんので。
お花にじょうろでお水を優し~くあげるように(えっ、そんなことしないですって?!)、これからも、“温か~いまなざし”を子供たちに降り注いであげて下さいね。
特にこの年代の子は、安心から、グングン伸びていきますので。
・・・何て言っておきながら私達スタッフはカッカしてることもありますが~。(→→コーチなので、上手にさせる、成長させるバランスにも注意していかないといけませんので・・・。)

■続いてU-9クラスから・・・
このクラスも面白いですね、本当に。それにしても、3月まで年長さんだった子が、「テクニックの練習」がメインのU-9クラスに見事について来ています。ついてきているどころか、見事に練習内容を吸収して成長しています!   幼稚園の頃に遊ぶような練習をたくさんしていましたが、ああやって子供らしく「キャッキャ」とボールを追いかけていれば、伸びるために必要な刺激は十分に入っています。きっとこれからもグングン伸びて行くことでしょう。
ただ、前年度までいたU-6クラスとは違い、3学年での練習なので、体格の違う子が同じグランド内にたくさんいますから、行動面やルールを守ることなどについては、U-6クラスより一歩進んだ事柄が必要となるので、そのあたりは今までよりも注意が必要ですが。
さて、すでにU-9クラスの経験者、2・3年生の子は・・・これまた“さすが”です!  
面白かったのは、ちょっと前の練習。
子供はよく言葉を口にしながらドリブルしたり、歌を歌いながらドリブルしたりしています。グランドに一緒にいながら、「程よい」と判断した場合は、そのままにさせています。(→→「行き過ぎ」と判断した場合は注意をしています。)
この、「しゃべりドリブル、つぶやきドリブル、歌いドリブル」の達人の子の話です。
自由にドリブルしていい練習の時なんかは、よく話しかけてきます。会話をしながら見事にボールに触っています。この子がちょっと前の練習時、ゲーム中に突然ボールをまたぐワザをやりました。(→→この子がボールをまたぐのは、ちょっと前の練習で見ているので、またいだだけなら驚きません。)
この子はチームには入っていないのですが、サッカーへの関わり具合が本当に子供らしくて、(低学年で最も伸びるべき)ドリブルがものすごく上達しています。
プレーに驚いたのは何もその日だけではないのですが、特にその日のまたぎには驚きまして・・・。そのゲームの時の対戦相手には年上の子が多いし、みんな普段以上にボールを取りに来ていたので、かなりの密集地帯だったんですよね。そこで、その子は結構スピードのあるドリブルをして、まったく普段と同じ顔で、いきなりボールをまたいで。あまりにも自然で、タイミングもこれ以上ないというタイミングで、しかもそれまでに既に数人を抜いていて、密集で最後の相手を抜いて見事にシュートを決めたので・・・。
「なんであんな密集で、時間もない状況で、しかもあの顔であのタイミングで、パッとあんなことできるんだ?!?!」と言った感じでした。
その日は、ゲーム前にボールをまたぐ練習は全くしていませんし、ゲームのちょっと前の練習でもいつものように「しゃべりドリブル」という感じだったので。よほど“あの”練習への取り組み方が彼に合っているのでしょう。だから、こんなに伸びているのでしょう。
まさに子供って感じですね。感心。
「うちの子はチームに入っていないのですが・・・」という相談をよく受けるのもこのクラスですが、「子供であること」が伸びることの第一条件。
こういう“子供”が多いクラスなので、みんなグングン、伸びています。ご安心を!  

■そしてU-12クラス。
このクラスの子には、曜日によっては、ゲーム中に見られるプレーについて注意が必要なこともあったので、そういうプレーをしていた曜日はちょっと説明をしました。
どんなプレーかと言うと、「(それをすれば)簡単に得点に結びつくようなプレー」です。
それをあまりにも狙っていたので、狙いすぎないように注意をしました。色んなことを身につけた後にやればいいプレーで、逆に先にそれを覚えると、色んなことを身につけることができる可能性が減ってしまうので、かなり気をつけなければならないプレーです。
「簡単に得点に結びつくようなプレー」は、狙う優先順位としては合っているのですが、これからグングン技術を身につけていくことができる子供たちがやるべきプレーだとは私は考えていません。(→→もちろん、技術の吸収具合によっては覚えても良いとは思いますが、子供たちのことを考えれば安易に取り入れてはいけない、慎重に判断しなくてはならない内容だと思います。)
子供達は今、技術が身につき易い年代です。だから、今は、技術が身につくようにプレーをさせたいのです。実際、ものすごく上手くなりますからね。
簡単に点が取れない状況、例えば相手がすぐそばにいる状況でパスをもらうのは大変です。相手がそばにいると、慌ててしまってボールコントロールを失敗してしまうこともあります。でも、それでいいんです。技術と、練習による自身と慣れが必要です。きちんと練習して、後はゲームでどんどんそういう状況でボールをもらって、相手が目の前にいても慌てないでボールをコントロールできるようになっていくのです。ドリブルのワザの練習と同じです。技術を身につけるためには、練習(反復)して、挑戦して、慣れて、洗練されていく必要があるのです。その段階で、先ほど挙げたような数え切れない工夫も生まれてくるのです。今が、そういう基礎技術を身につける時、年代なんです。ゴールへは少し遠くなっても、できるだけ多くの経験をさせてあげたいものです。
そういう、うまくなるための要素を見落としてしまうようなサッカーはさせたくないので、子供たちには注意したのでした。
別に子供たちが悪いわけでもないですし、劣っているわけでもなく、むしろその逆で、普段の彼らを見ていれば、刺激を与えれば与えるほど上手になっていくことがわかっているので、少なくともその上手になる可能性だけは、大切にしてあげたいと思ったのでした。
いったいどんなプレーをする子たちになるのか、本当に楽しみです。

■では、締めくくりはU-15クラスで・・・と思いましたが、中学生の子とはいつもたっぷり話しているので・・・。
ただ、妥協から本来の狙いと違うことをした時に、「お前ら、それ違うだろ」と本気で叱ることができて、それに耐えることができて、成長につなげることができる段階にまで彼らが来たことは、正直、驚いています。また、とても嬉しく思っています。
このクラスは、たまに6年生の子に手伝ってもらうこともありますが(参加した6年生の子がとばっちりを受けることもあります)、自分の目標に向かって、思いを持ち続けて欲しいと思っています。

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