通信No.58おまけ「大会結果?」
先日、4年生の子の保護者の方に「大会、早々と負けてしまいました」とお話し頂きました。
でも、心配ご無用。私もその大会の(様々なチームの)1、2回戦を他会場で見ましたが、良いサッカー、子供たちが伸びるサッカーをしているチームが負けるのを何度も見ています。また、「試合結果=チーム力の結果」でもないし、「子供の技術」と試合結果がイコールでないことはよくあることです。だから、早めに負けてしまっても、ご安心を。
その証拠にと言ってはなんですが、私が偶然みた大会の1回戦での一コマをご紹介します。(→→スクールの子は所属していないチームでの試合です。)
天候が悪く、グランドはグチャグチャ。技術を発揮するのは難しい状況でしたが、試合をしている2チームでは、各個人の持っている技術に差があるのがよくわかりました。
でも、負けたのは、個人技術の優れていたチーム。それもそのはずですーあのグランドで、どのポジションの子もドリブル突破を試みていましたから。
自陣ゴール前でもドリブル。非常にリスクがありますが、その方が上手になるのは言うまでもありません。また、味方選手がゴール前で待っている状況で、ボールを持っている選手(3~4人に囲まれている)がパスをしそうなそぶりを見せた時に、コーチからかけられた言葉は「パスなんかすんなよ~、ドリブルで持って行けー」でした。
はっはっは、簡単には自チームに得点をさせないんですね。もちろん、得点できるチャンスは、簡単にパスをつなぐ場合に比べて減ってしまいます。でも、やはり、こっちの方が上手になるのは明らかです。(→→しかも、相手に負けている時間帯でこの指示でした。1点差でしたから、勝たせようと思えば勝たせることもできたと思いますが、最後までこのスタイルでした。)
安易な「結果」より、短期間では表れにくい「成長」を求めているのがよくわかりました。・・・こういうサッカーをしているチームでも1回戦敗退ということが起きるのです。
チームによって戦い方は色々あり、スコア的な結果と子供たちが伸びることにはほとんど関係がなく、しかも上手になるのは練習をしている時(ボールを触っている時)ですから、負けて練習をできるのなら、そっちの方が上手になる時間が増えると考えることもできるくらいだと、私なんかは思っています。・・・なので、心配ご無用ですよ~。
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