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通信No.57おまけ「競争環境・・・他①」

思いつくままに、今回は書かせて頂きます。まとまりのない文章ですがお許し下さい。
現在、月曜日に開催しているU-15クラス。ここに在籍している2人がうるさいうるさい。
さすが、中学生にもなると、通信を自分で読んでいる、さらにホームページもちょこっと見ているらしく、「ねぇ、また俺たちのこと書いてないじゃん」「中学生クラスのことも書いてよ」、時にはホームページにもケチをつける・・・などなど、いちいちウルサ~イ!   
お前たち(←中学生のことです)とは、練習後にたんまりと話をしているではないか!  スクールのことも、お前らよくわかってんだろうが。ホームページだって、(ホームページの)充実よりお前らのメニュー考える時間の方が大事だし、やりたいことなの。(→→←さり気なくホームページが地味なままである言い訳を入れてみました。)
・・・ついこの前の練習後も、「俺たちのことも書いて」とうるさく・・・。「なので」というわけではありませんが、今回は、この2人のことをちょっと書きます。(→→嫌々?)
おそらく、この通信も、渡したらすぐに読むことでしょう。そして、こんな書かれ方をしているのを見て、すぐに文句を言うのでしょう。
さて、そんな中学生クラス。ちょっと練習の内容をご紹介しますね。
中学生クラスでは、基本的なことをもちろん練習しますが、それぞれの練習で、スタミナが必要な強度になっています。それは、心肺機能が発達する時期だからです。たまにヘロヘロにしています。(→→小学生クラスは、年代的に技術の習得がしやすい時期なので、そんな練習をしています。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、技術の習得は頭が働いていないとできませんから、ヘロヘロ状態にはせず練習してます。)
・・・・・・・・・
それにしても、4クラス(U-6,U-9,U-12,U-15)の練習を見ていると、各クラス、年代の「らしさ」「魅力」がよくわかりますね。特にゲームでそれが表れます。しかも、各年代の「らしさ・魅力」に加え、一人一人の「らしさ・魅力」が存在します。それらが十分に表現された時には、何とも面白いサッカーになり、見ていると、「このあとどこまで自分たちの可能性を広げるんだろう」とワクワクします。・・・ただ、いつもそういうプレーばかり見られるわけではなく、(損か特かに関係なく)ボールを出さないようにプレーしていた子が、出れば自分に有利になる場面ではボールをそのまま外に出してしまったり(出さなければ大変な思いをするけど必ず上手になるのに)、相手のボールを取る時に、自分でボールをキープしようとせずにすぐに外に蹴りだしてしまったり(ピンチは脱出できますが、自分にも、他の子にとっても、成長のチャンスがなくなります)・・・。さらには順番的に吸収すべきことがまだ残っているのに、上の年代でやるような“戦術”的なプレーに走ったり・・・なんてプレーを見ると残念になります。もちろん、残念な気持ちになると同時に、どうにかせねばと思い、必ずや成長につなげたいと思いますが。
さて、話は変わりまして・・・5月に入ると、チームに入っている子は様々な大会があるようですね。仕事柄、コーチの方からのご相談を頂くこともよくあります。
やはり、育成年代だという大前提を踏まえている方が悩むのは、「個性」をいかに発揮させるか、ということのようですね。
「個性」を、「偏った技術」と捉える見方がありますが、それは違います。「個性」は、「基本」の上に、成り立ちます。(→→多くの方がご理解されている通りです。)
しかし、この「基本」自体の理解を誤っていると、本来、受け入れるべき「個性」をも受け入れないことが出てきてしまうかもしれません。私は、サッカーでの「基本」とは、その年代に必要な、その年代に身につけることができる(身につけることが適当な)技術・体力だと思います。
何も、大人のサッカーに必要な技術が基本なのでも、大人のサッカーのような戦術の理解が基本なのでもありません。子供の年代に合ったものでいいのです。
それがわかっているコーチは、子供の良さをなくさないように、生かすように、伸びる要素を捨てずに、みんなが成長するように考えるから、苦悩するのでしょう。
子供の試合は、単純に「勝ち」=「子供の成長」(「負け」=「成長せず」)なんて式が成り立ちません。そのかわり、「伸びる」という本来の目標に絞ってサッカーをすることができれば、何とも魅力的なサッカーになるのです。
・・・・・・・魅力的なサッカー。U-6,U-9クラスは、いつも魅力的なサッカーをしてますね。
U-12,U-15クラスは、子供が精神的な部分でも色々と変化する時期でもあるので、いつも「魅力的」とはいきません。(→→そんな日があってもいいと私は思うのですが。あ、もちろんゲームが魅力的でなくなるのは私の責任です。すみません。)
特にU-12クラスの4月の最終週(ゲームをたくさんやる週)は、曜日によって全く雰囲気が違いました。
ある日は、笑ったり、怒ったり、すっごく真剣になったり、適度~にリラックスしたり・・・色々な表情がありましたが、全部本当。まさに子供度100%のサッカーをしていましたね。
そして、その日の、その“子供サッカー”の中心にいたのは、とても子供らしい6年生。
頼りになるこの子は、普段、私に注意されることもかな~りあるのですが、笑ったり、叫んだり、「燃えたり」しながら、色んな子とプレーを楽しんでいました。
逆に、「あれ、お前らどうしたの?」と思うゲームをする日もありました。今までの彼らなら、「こういう働きかけをすればこうなる」というようなケースで、そうならず・・・。
友達との絡み方がちょっとバラバラすぎる感じで。
4月の第1週から第2週にかけて、曜日によっては、年代的にちょっと早すぎることをやろうとしている子が数人いたので、(まだ覚えるべきプレーではないので)そのことについて話をした日がありました。その月の最終週でのプレーがそんな感じだったので・・・色んな表情があっていいと思いますが、大人のような顔は、大人になってからすればいい、みんな、もうしばらく、子供でいてほしいと思う日があったのでした。
・・・話がずいぶんそれました・・・そろそろ中学生がブーブー言い出すころなので、話題を中学生の子達に戻しましょう。
今は2人で活動しています。(→→高学年の子を練習に参加させることもありますが)子供達はもっと人数がいた方が嬉しいようです。(→→←大きな告知をしないので、外から新しい子が入ってくることは今のところありません。)子供たちにはちょっと申し訳ないのですが、それでも(彼らに必要な間は)彼らが伸びる環境は何とか作っていく気です。
さて、この中学生。2人ともいい奴です。実はちょっと前に嬉しいことがあったんです。(→→「書いて」なんて言われなくても書く気だったのに、先に言うんだもんなぁ。反抗期なら書くのやめるぞ、やい、中学生!)
ちょっと前、1人の子が練習を続けて2回休んだ時がありました。その時、練習後に1人の子と話をしていると、「あいつがいないと何か・・・」というようなことを言っていました。「何か」の後には、「さびしい」「つまらない」「やりにくい」等の言葉が続きます。
私は、2人がこう思える関係にあることを嬉しく思います。
2人なので、練習内容によっては競争関係になることだってあります。当然、3人、4人での競争に比べ、競争相手がはっきりします。それでも、これまでに、助けたり、助けられたりということがあったから、ちゃんと相手の良い部分を認め合い、協力すべき時は協力する、競争する時は競争する、互いに成長する・成長させることができるような関係になることができたのだと思います。
この子達ももう中学3年生。いつまでスクールに来れるかはわかりませんが、いい友達を見つけたものですね。

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