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通信No.43おまけ「声かけ」他

■声かけ
コート内の雰囲気、これは子供とコーチで互いに影響を与え合って作られていきます。
ただ、コーチが練習を計画しているので、その日の内容・目的を考えているコーチからの働きかけの方が、練習のポイントポイントでは大きく影響を与えます。
雰囲気作り、特に方向性を持たせることは、コーチの仕事の中でも最も重要な部分です。
そのコーチ側からの雰囲気作りで、とても大切な部分は、コーチの声かけ・話し方(テンポ・トーンなど)です。これは、子供達の様子、プレー、雰囲気に大きく影響します。
さて、「おめでとうゲームデイ」の日は、「おめでとう」に相応しく「できる限り子供たちのニコニコ笑顔」でスクールを包もうと、「今日は怒鳴らないぞ!」と肝に銘じてスクールに臨みました。
この日、子供たちへの声かけ・注意の仕方などが、かなり穏やか~なトーンだったのはそんな理由です。
この日は「感情的すぎるプレー」「激しすぎるプレー」を抑え、荒い・雑な雰囲気にならないように、そんな雰囲気でいったのでした。
もちろん、本来は、感情をプレーに込めることも必要だと思いますし、激しいプレーが必要な時もあります。また、子供同士ケンカをした方がいい時もあるとも思っています。1日の練習を「あぁ、楽しかった」で終えることが一つの目標ですが、長期的な「あぁ、楽しかった」を目指すためには、いつもニコニコで終わるのではなく、涙が必要な時も、顔を真っ赤にして怒る時も、必要だと思っています。
長い時間を一緒に過ごすのですから、長期的に見て子供たちが育たなくてはなりません。
そのためには、「今日はつまらなかった」なんて日があってもいいし、むしろ必要なのでは、と私は思っています。
「おめでとうゲームデイ」の日はたくさんの方が来ていましたので、初めてスクールを見た方が、私を「落ち着いたコーチ」だなんて誤解するといけないので一応、ご説明をと思いまして。
(いつも見ている方はよくご存知でしょうが・・・)普段は「穏やかな」時ばかりではありませんし、かなり乱暴な言葉を使っています。(→髪を振り乱し・・・ってこれはただのグシャグシャ毛だった・・・。)
これからも、このスタンスでいきますので、お許しを!  

■原稿は無駄にはしませんので
それから、あの日の「ルール講座」用に、佐藤コーチは内容をまとめてきていましたが、その内容は、通信内のルール講座コーナーで紹介していきます。決して無駄にはしませんので。
ちなみに、「ルール講座」を行うと思っていた佐藤コーチは、「小物があった方がよりいいと思って、イエローカードとレッドカードを持ってきちゃいました」なのでした。
人を疑うことを知らない佐藤コーチ。人を疑うことを教えてしまった私・・・と、み・な・さ・ん。同罪ですよ~!  (だってあれだけ協力してくれましたからね~)

■トレーニングテーマのない日・・・「おめでとうゲームデイ」
ところでこの日はある意味お祭りのようなものだったので、プレーについては「こんなプレーをしよう」という具体的なテーマはありませんでした。
こんな時には、今の段階で頭と体に入っているものが、自然にプレーに表れます。(→ちなみに私もこの日はお祭り気分で、子供のプレーを見ながら保護者の方とお話させて頂きました。)

ここでは、サッカーの技術をテーマにしているU-9クラス・U-12クラスでのプレーをちょっと紹介します。
U-9クラスでは、プレーする時間が短かったのですが、それでも基本的な、細かいボールタッチ、素早い動きで相手をかわして行くプレーが随所に見られました。
便利なものなど持たなくても、十分に楽しいプレーを見せていました。
年代的には、(スクールのイメージと照らし合わせると)理想のプレーと言っていいでしょう。
可能性を残し、その発展を感じさせるプレーが多く見られました。
また、U-12クラスでは、スクールに数年通っている子は、ゲームの中で、様々なテクニックが場面に応じて発揮され、状況に対するプレーの理解度、テクニックの習熟度、覚えているテクニックの多さを十分に見せてくれました。
彼らが6年生の終わりごろに見せて欲しいプレーの、一歩手前のプレーを、現段階で表現できていた子も何人かいました。(→もちろん、まだ入ってから何年もたっていない子も、ここに来てから練習で得たものを見せてくれていました。)

何度かお伝えしていますが、裏テーマがいくつもある、二重三重のテーマ設定で練習を行っています。逆に言うと、ある特定のメイン(に思える)テーマだけに興味を持って取り組むような練習態度では、成長が不十分になってしまう内容で練習を行っています。(→要領が良くてもダメなスクールなのです。)そのかわり、毎回の練習、一つ一つのメニューにその子なりに取り組んでいれば、様々な部分に力がたまり、土台が築かれ、さらにその上の部分もしっかりたまっていくような内容で練習を行っています。
小学年代で成長させるべき部分、スクールの計画に対する評価を冷静にする上で、長期間通っている高学年のプレーは大きな目安になります。(→U-9,U-6と、そこから逆算して練習に反映させなければならないことがあるからです。)
この日のU-12クラスでのプレーは、そんな内容の練習に、彼らなりに取り組んできたことをよく表していました。
これからがますます楽しみです。
頑張れー!  

■コーチの代わりに
さてさて、そんな「おめでとう・・・デイ」の時、U-9クラスにちょっと遅れて来た子がいました。
遅れてしまって泣いています。が、そのままゲームにすぐに入れてしまいました。
立ち直るきっかけなどいくらでもあるし、友達がそのきっかけを作ろうと努力しています。あとは本人がちょっと吹っ切る努力をしなければいけません。
ちょっと時間がかかりましたが、それでもちゃんと元気にプレーできました。
その間、私は特にその子に声をかけていません。
吹っ切った本人と、一度や二度の働きかけであきらめなかった友達のお陰です。
「うるさい」「にぎやかな」「ふざけんぼう」の子供たちは、頼りになりますね。

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