時の流れ
(2012年3月通信No.123おまけより)
もうすぐ今年度の練習が終わりますが、どの学年の子もすごく成長したと思います。
中学生はもちろん、小学生クラスの卒業を控えた6年生も、6年生を追いかけてきた5年生も、U-12クラスの中でお兄ちゃんたちに囲まれて練習を頑張ってきた4年生も、U-9クラスで一番お兄ちゃんの3年生も、タフな3年生といつも遊んでいた2年生も、ボールが大きく見える年長さん、年中さんも・・・
もう、みんな、「うるさいくらい」に元気で(とてもいいことです!)、毎日、元気を発揮しつつ、本当によく成長してきたと思います。
そして、(これまで、ここでは他学年の子のことを触れることが多かったですが)、その「うるさいくらい」に元気な他学年の子に囲まれながら、一年前はまだピヨピヨしていた1年生の子たちがしっかりと成長してきたことも見逃すことができません。
1年生といえば、4月に、U-6クラスからU-9クラスに上がり、急にクラスの人数が増えたり、知らない子が増えたりする学年です。
「どうしよう…」という子も多かったはずですし、困った表情を見せる子がいたことも覚えています。
いつも一緒に遊んでいる友達が練習に来ていないと、泣いてしまうくらい、コートの中に入るのを嫌がる子もいましたし、友達が来ていても、コートに入るのが「嫌だ!」という子がいました。
(こういうことは、今の1年生の子に限ったことではなく、毎年よくあることです。特に、幼稚園くらいの子から、小学1年生くらいの子までは、こういうことがちょくちょくあるんですよね。悪いことでも変わったことでもありませんので、親御さんは特に気にする必要はないと思いますし、「他の子やコーチたちに迷惑では?」と思われる方もいるようですが、そんなことも全くありません。親として、そういう時でも「エイヤッ」とコートの中に子供を入れることはしづらいかもしれませんが、そういうことがあっても、コートに連れてきてもらえたらと思います。あとは、何とかします・・・と言っても、練習前に、仲のよい子がその子に声をかけてくれたり、仲の良い子の親御さんが声をかけてくれたりして、私たちが何かをする必要がないこともたくさんありますが。)
さて、4月の頃はそんな様子を見せることもあった1年生ですが・・・とてもお兄ちゃんになったと思います。
まずは、プレー面での成長から・・・動きがすごく速くなり、技術もすごく上がり、ずっとボールを追いかけ・・・「あんなことできたっけ?」「あんなに速かったっけ?」「あんな感覚を身につけたんだ!」というぐらい、一年前とはまったく違う動きを見せています。身体的に、素早さ、身のこなし、バランスのとり方などがとても成長する時期なので、練習した内容を十分に吸収し、様々な要素が成長しています。
そして、こういうプレー面だけでなく、他の部分でも、すごく成長したなと思います。
転んでしまうとすぐに泣いていた子、なかなか起き上がれなかった子が、泣かずに起き上がるようになったり、
友達に謝らなきゃならない場面で、なかなか謝れなかった子が、ちゃんと謝れるようになったり、
知っている子がいないとコートの中に入ることができなかった子が、入ってこられるようになったり・・・
今では当たり前のように見えるこれらのことでも、一年前の様子を思い出すと、すごく成長していることがよくわかります。
このようなことは、つい、以前の姿を忘れてしまい、成長を見逃してしまうこともありますが、当たり前にできていることの中に、たくさんの成長があることや、小さな成長がいくつも積み重なっていることを、忘れないようにしたいと思います。
もちろん、まだ、涙が止まらないこと、「嫌だ!」となってしまうこと、転んでも立てないことがあるかと思いますが、少しずつ成長していることは間違いなく、きっとまた一年後には、当たり前のように成長した姿を見せてくれることでしょう。もちろん、他の学年の子もですが。
涙のあとをほっぺにつけたまま笑い、顔を手で拭いたあとを残しながら、みんな、優しく笑い、強く笑い、はじけ、元気に走っていますね。
成長を見せる子供たちに、時が流れていることを感じさせられます。
一日一日を大事にしたいと思います。一日一日の成長を覚えておきたいと思います。
=サッカースクール ソラ=
千葉市で開校中 TEL : 042-534-3766
★ソラ・HPに戻る→ http://www.sonoyosade.com
★ソラ的な日々 http://solasolasola.cocolog-nifty.com/sola
★通信の「おまけ」 http://solasolasola.cocolog-nifty.com/omake