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2010年9月23日 (木)

子供の口から出る言葉

(2006年9月 通信No.46より②)

さっきの話とちょっと似てますが・・・
子供達は思ったことを(計算などせずに)口にすぐ出します。
それが子供の良さでもあります。時には残酷ですが・・・。
ゲームの時は相手にものすごく文句を言うこともありますし、友達のプレーに「なんだよ、それ」と言うこともあります。「ヘタクソ」なんて言葉もきっとあるでしょう。
でもそれでいいと思っています。もちろん、相手の気持ちを考えられないのは良くないことですが、初めから形式的に「こういうことは言っちゃだめ」ということで気持ちを抑えているよりも、つい出してしまった言葉で相手を傷つけてしまったり、ちょっとした一言を言われて傷ついてしまったり・・・そんなことを繰り返して友達の気持ちがわかるようになったり、自分の本当の気持ち(例え自分が優位に立っても「やっぱりこんなの気持ち悪いや」というような素直な自分の気持ち)をわかるようになってくれたらと思います。そういう経験の中から、本当の優しさや強さを身につけていってくれたらと思っています。
また、何か嫌なことを言われた時でも、言葉に込められている意味の程度をわかるようになってほしいと思います。
この先ずっと周囲の人が「優しい言葉」だけで接してくれるなんてことはないでしょう。自分が努力をしないのにいつも周囲の人が自分の気持ちを理解してくれるなんてこともないでしょう。努力をしても自分の気持ちを理解してもらえない時も出てくるでしょう。
大きくなってから急にそういう環境に入った時に、必要以上に落ち込んでしまったり、必要以上に拒否反応をおこさないように、自分を出せなくならないように、今のうちに受け取れる範囲で受け取って消化する、(自分の存在を大切にして)栄養にして成長する経験をしてほしいと思います。
子供の時は、(例えばある子に対して)「ヘタクソ」なんてことをちょっと前まで言っていた子が、同じ子に対して「うめぇー! (上手い)」「つぇー! (強い)」と言うこともたくさんあります。
だから、何かを言われてもそれが自分に対する全ての評価、これからも続く固定された評価だなんてとらえず、何かを言われたら尚更じゃんじゃん立ち向かって、自分の力を見せてほしいと思います。成長は相手にだってわかるんです。それを伝えることが、自分だけでなく相手の成長のためにもなるんです。
そして友達からの「スゲー!」、自分からの「やれるじゃん」を勝ち取ってほしいと思います。
ついこの前のU-9クラスでも、ちょっと前までは「うるせぇ、バーカ」なんて言い合っていた子が、全く同じように「あいつスゲーうまくなったよな」と(見えないところで)言っていました。
色んなことがありますがじゃんじゃん力を見せ合って、互いに認め、成長していってほしいと思います。

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