酔っぱらってはいませんので
(2009年10月 通信No.86より)
ある日の練習中に、「お酒飲んでるでしょ?」と子供に言われました。
実は、他地域でコーチをしていた時も、よく練習を見学して下さっていた保護者の方に、「練習中、酔っぱらってますよね」と言われたことがあります。もちろん、どちらも冗談でですけど。
一年くらい前には、やっぱり子供に「日本一“変”なコーチだね」と言われたこともあります。
そして、ちょっと前には、卒業生に、「日本で○○の次にうっとうしいね。日本で二番目にうっとうしいんじゃん?」と言われました。私、○○さんのことを大好きですから、それだけで嬉しいのですが、その時は数秒後に「やっぱり○○と同じくらい、うっとうしい。いや、勝てるかも」と言われまして。
子供は悪口を言っているつもりでしょうが、私にはこれ以上ない褒め言葉なんですけどぉテレテレ)。
フフフ、「酔っ払い」も「日本一“変”」も「うっとうしい」も、私にとっては全部、褒め言葉なのです。
次の週には「なんかテンション低くない?」と言われましたが、こういう時もたくさんあります。
ハイテンションに見える時もあるかもしれませんが、ずっと無口にしている時もたくさんあるのです。
「テンションが低い」と言われた日は、こう言った6年生の子ともう一人の6年生の子が楽しそうに練習をスタートしたのですが、どうも雰囲気が怪しくて・・・。ケガなどをするのが怖かったので、話す場合も注意口調にし、彼らの練習モードをちょうどいいところまで持ってこようとしただけです。
案の定、その子のうちの一人は自分で「ヒヤッ」とする場面があったようで、その後、「テンションが低いんじゃねぇよ」という私の説明をきちんと理解してくれたようでした。
こういう雰囲気をまだ子供たちはわからないことがあるので、こちらで大ケガの起きない方向に持っていく必要があるのです。本気モードでもケガが起きることはありますが、おふざけでした場合とはまったく含んでいるものが違います。おふざけの大ケガは防ぎたいですからね。
一度、ピシッとギアがはまれば、あとは“お楽しみモード”でもどんどん上昇していきます。
楽しい雰囲気でも、どんどん行けるのです。子供の時にしか味わえない、おふざけに似ていてもおふざけとはちょっと違う「お楽しみモード」。
無口で渋くキメる指導は、残念ながら私には似合わないこともわかっているのですが、子供たちの雰囲気がそこまで行くまでは、こんなふざけた私でも、お楽しみモードは我慢なのです。
その場その場で、「どうしようか」と、これでも、ない知恵を絞っているので、日によって、まったくの別人に見えることもあるかもしれませんが、全部、もとは同じです。
色々に見えるかもしれませんが、私にとっては見え方はどうでもよく ー ですから「いつも同じ」でなくてもいいのですが、でも、いつも100%でありたいと思っています。
だから、100%だからこそもらえる、さっきのような言葉はどんなものでも私にとっては最高の褒め言葉。これからも、こんな褒め言葉をもらえるように、100%でいられるように、頑張ります。
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