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2010年9月25日 (土)

見ていない時間が多いのです

(2008年7月 通信No.73より)
ところで、先ほどの「オウンゴール」(かなりいいゲーム)のあったクラスの始まりは、実は「こら、テメー、帰れ!」なのでありました。
ゴールにぶら下がった子がいたので、その子に「帰れ!」と言いました。
実はその前の週もこの子はゴールにぶら下がり、その時に「ゴールにぶら下がってはいけないこと」をちゃんと説明していたので。
もう6年生の子ですし、前回きちんと説明し、本人も「わかった」と言ったので、今回は、「もう帰れ」です。
ちょうどその直前にお父さんの姿も見えたので、連れて帰ってもらってもいいかと思い、「帰れ」と言ったのですが、一応、みんなにも説明をし、今回は最後の注意にすることにしました。
ゴールにぶら下がる・・・たかがそれだけでそんなに怒らなくても・・・と思う方もいるかもしれません。
スクールのゴールは重りで固定されていますので、子供がぶら下がっても倒れることはまずありません。だったら、尚更そんなに厳しくしなくてもいいと思うでしょう。ですが、子供たちは所属チームで大会に出ることもありますし、スクール外での活動がたくさんあります。その行く先々で、ゴールが固定されている保証なんてないのです。
子供が数人ぶら下がれば、小さなゴールなどは倒れることもあるかもしれません。遊びのつもりが、大きな事故につながることもあるのです。
約束を守らなかった結果、ほどよく痛い目に合い、約束を守ることを覚えていく、やってはいけないことを体や心で覚えていくということはとても大切だと私は思っています。そのような機会をわざわざ作ることもあります。
ですが、ゴールにぶら下がることに関しては、そんなスタンスでやっていいことではありません。「痛い目にあってから」では遅いのです。命に関わるようなことは、(まだ子供で深く理解できないために)言ってわからないのであれば、形で覚えさせることも必要だと私は思っています。
・・・他にも、スクール中に、コーチの働きかけで「なんで?」と思われることがあるかもしれませんが、これまでにも言ったことがあるかもしれませんが(実際に色々とご相談頂いた方には随分と色んなお話をさせて頂いているので)、私は、私たちが子供たちを見ることができるのはスクールの時だけで、子供たちにはそれ以外の時間が圧倒的に多いこと、私たちが見ていない時間が圧倒的に多いということを十分に承知しています。
安全に関わること、友達との関係、サッカーのプレー・・・たくさんのことが気になります。
「ゴールにぶら下がるのがダメ」なのは、その中の一つです。
「たかが」と思われるかもしれませんが、ご理解頂ければと思います。

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