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2010年9月23日 (木)

豊田コーチのルール講座②

(2006年5月 通信No.41より③)

豊田コーチのルール講座

第2回 テーマ 『ハンドって?? 』
 
皆さんもご存知の通り、サッカーは手(腕)以外の部分でボールを扱って点を決めるスポーツです。手でボールを扱うと、「ハンド」という反則をとられてしまいます。この「ハンド」は一見“わかりやすい”反則のように思えますが、実は、とても“わかりづらい”反則なのです。
ハンドについて、ルールブックには次のように記載されています。「ボールを意図的に手または腕で扱う(と反則となる)」-ここで注意しなければならないのは、“意図的に”という言葉です。つまり、選手が『手を使おう』と思って、“わざと”※手を使った場合に「ハンド」となるわけです。-A選手の蹴ったボールが、よける間もなく、相手チームのB選手の手にバーンと当たってしまった-試合中、よく見かける場面ですが、はたしてこれは「ハンド」になるでしょうか? 見た目では、思いっきり手にボールが当たっているので、つい「ピッ」と笛を吹いてしまいたくなります。しかし、本来、ここは笛を吹くのを我慢しなければならない場面なのです。
前回、このコーナーで「審判の気持ち」についてご紹介しました。審判は選手の気持ちを感じながら、自分のもつ「基準」で笛を吹いています。実は、これが最もよく表れる場面が「ハンド」なのです。“わざと”なのか、“仕方がなかった”のか。ここは、審判の“腕”の見せどころですね。

※しかし、「ハンド」の判定はとても難しく、わざとではなくても、顔に飛んできたボールを思わず手でブロックしてしまったり、相手のシュートを手を広げて体を投げ出すような感じでブロックにいくなど、本来そこには手(腕)がなくてもいい状態で手にボールが当たってしまうと「ハンド」の反則をとられてしまう場合もあります。ご注意を! 

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