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2010年9月25日 (土)

コーチングについて・・・

(2008年5月 通信No.71より)

*「おまけネタ」はすでにいくつも用意していたのですが、今回はそれらを後回しにしました。
スクールにはチームに入っている子も入っていない子も通っていますが、新学年になり初めて子供がチームに入った方や、チームの体制が新年度から変わり不安を持っている方もいるかもしれません。
また、保護者の方の中には、サッカー経験などがなくてもコーチをしなければならない方もいるかもしれませんので、そのような皆さんに参考になればということで、今回は、コーチをする保護者の方も含め、チームに入っている子をお持ちの親御さんにぜひ聞いてほしい話を取り上げさせて頂きます。
※一般的な考えの部分もありますし、私の個人的な考えの部分もありますので、ご参考ということで・・・。

>>コーチング・・・たまに見る風景から気になることを>>

■コーチとしてしない方がいいこと・・・行き当たりばったりの指導
では・・・子供たちのサッカーの試合中の場面から・・・。
例えば、こんなことがありますードリブルをしてボールを取られた時に、コーチに「なんでそこでドリブルするんだ」と言われ、次にボールを持った時にドリブルするのをやめてパスをしたらパスを失敗し、またコーチに「なんでそこでパスをするんだよ」と言われる・・・。
こんな感じで言われたら、もう次にどうしていいかわからないですよね。
他にも、外側にドリブルしたら、「なんで外に行くんだ」と言われ、次に中側にドリブルしたら「なんで中に行くんだ」と言われ・・・、もう「どこへドリブルすればいいの?」と、どうしていいかわからなくなりますよね。
このように見て気づいたことをその度に指導をすることは、指導の現場では、「コーチとしてやらない方がいいこと」として何年も前から知られています。理由は簡単-そのような指導では上手にならないからです。
では、何でそのようなコーチングが行われるかと言うと、それは、コーチ自身がうまくいかない原因を正しく見極めることができなかったり、改善すべき事柄の優先順位を整理できていなかったりするからです。
そのような、原因の見極めや改善すべきことの優先順位を整理することは難しいものですが、それをやろうとせず、できないままでコーチングをしてもそれは行き当たりばったりの指導となり良い結果を生みません。
逆に、それをやろうとしているコーチは、子供たちに対して言っていることの的が絞られているものです。
自分のチームの子供たちに今一番必要なことがどういうものなのかを考え(優先順位をつけ)、それに関してだけコーチングをし、他のことについては、言うことを我慢するのです。
だから、言われる子も色んなことに気を取られることなく、意識すべきことに集中でき、その結果、情報を整理、吸収することができ、上達していくのです。「コーチにも我慢が必要」・・・よく聞く言葉ですが、本当にその通りなのです。
子供たちのサッカーの試合で、一つ一つのプレーに対して“ああだこうだ”とコーチが指示を出しているのを見ることもありますが、それはコーチ自身が見るべきポイントを整理できていないことを示すようなものです。
サッカー経験のない方でも、サッカーチームに所属する子をお持ちの方はコーチをしなくてはならないこともあるかと思います。そのような方は、サッカー経験のあるコーチがそばで自信満々で色々と言っているのを見ると正しいと感じるかもしれませんが、サッカー経験がある方でも行き当たりばったりの指導をしていることがよくあります。
実際には、「サッカー経験のある・なし」よりも、こうした、子供たちへの情報の与え方や指示の出し方の方がとても大切なのです。
皆さんの中にも、もしコーチをする方がいたら、行き当たりばったりの指導にならないよう、子供たちのプレーを見て何かを言いたくなったら、言う前に、それが予めその日に課題としていることであるのかを考えてから言うようにするといいのではないかと思います。
また、コーチが子供に対して「同じ注意を何度も繰り返している場面」を見ることがありますが、これは「言っていることが整理されている」ということとは違います。
「ちゃんとパスしろよ」「またパス失敗したじゃんかよ」なんていうことを聞くことがありますが、同じことを何度も注意するということも、コーチ自身がその失敗の原因をわかっていないということの表れです。
本来なら、「何度も同じミスをするのは何故か」ということを考え、それを子供に伝えるのです。
伝え方は、子供が原因を考えるという方法でもいいでしょうし、子供が考えても気づかない内容・原因なら直接教えてあげてもいいでしょうが、「何故か」ということを意識できるようにするのがコーチの仕事です。
何度も「ほら失敗した!」「また失敗した!」なんて言われる状況では、子供が萎縮してしまったり、イライラしてしまったり、子供が本来のプレーをできる状況ではないので、そのような言い方を繰り返しているコーチには正しい原因などを見つけることはできないと思いますが・・・。
コーチの方も、初めから改善すべき点の優先順位を正確に判断したり、原因を正確に見極めたりすることは難しいかもしれません。しかし、大切なのは、今すぐそれをできるようになることではなく、努力していくことです。
実際に指導現場では、「“これが絶対に正しい”という指導方法はない」とよく言われています。
それほど難しいことでもあるのですから、時間が少しかかっても、自分なりに原因は何なのか、何を子供たちに言うべきなのか、子供の本来のプレーを多く見る中から見つける努力や工夫、挑戦をして頂けたらと思います。

・・・すでに書いた通り、子供に本来のプレーをさせるためには(=正確な原因を見極めるためには)「我慢」が大切ですが、もしかしたら、この「我慢」が一番難しいことかもしれませんし、(コーチとしての資格なんぞよりも)良いコーチかどうかの判断基準と言えるかもしれませんので、コーチをされる方は、「我慢」ということを頭の片隅にでも入れておいて頂けたらと思います。
きっと、行き当たりばったりの指導とは全く違う展開になるはずです。

■心配・・・
また、保護者の方で、自分の子がコーチに色々言われている姿を見ることがある方は、たくさん色んなことを言われる子ほど「色々できない」と思ってしまうかもしれませんが、色々言われるということは、(これまでに書いた内容をご覧いただければおわかりだと思いますが)逆に気にしないでいいと思われることも多くありますので、必要以上に心配しなくていいと思います。
さらには、コーチが言っていることが整理されているとしても、子供たちのすべきサッカーかどうかということも考える必要があります。
子供が、まるで大人のようなサッカーをしている(やらされている)のをたまに見ることもあります。
そのような試合をするチームの中ではサッカー経験のない方は、知識的な部分で自分の考えに自信を持てないこともあるかもしれません。
しかし、考えて下さい。
大人の皆さんが考えてもわからない、説明を聞いてもわからないような戦術的なサッカー、子供たちが試合をしているのに子供が戸惑うサッカー、いつも元気に動いている子供が戸惑っているサッカーって・・・? 
サッカー経験のないコーチの方、保護者の方、ぜひ子供たちの表情を見てあげて下さい。
生き生きしているのか、見てあげて下さい。

■保護者の方へ
たまに、素朴な質問で、「良いコーチってどんなコーチですか?」と聞かれることがあります。
それに対する答えはこれまでの文をお読みいただければ何となくおわかりになるかと思いますが、最後に一応、ちょっとまとめます。
特に「これが良いコーチ」とは書きませんが、これまた参考に・・・。
子供のチームでコーチをされている方がサッカー経験のないこともあるかもしれませんが、そのような場合でも子供は伸びます。
サッカー経験の有無よりも大切なのは、子供を見ようとしているかどうかです。資格や経歴よりも、子供を見ようとしているかどうかです。
試合に勝つかどうか、強いチームかどうかよりも、子供たちが伸びるサッカーをしているかどうか。
試合にあまり勝てないチームでも、子供のことを考えているコーチの下でプレーできている子は伸びます。
このように書くと、「子供たちは勝ちたいと思っているんだ」と思う方もいるかもしれませんが、子供たちが「勝ちたい」と思うのは、「強いチーム=自分が上手になっている証拠、プロになれるかもしれない」と思うからです。
子供の気持ちを大切にしたいのなら、そういう気持ちを持っている子が「勝つための試合」を重ねる結果として「上手にならない」というような試合をしていいものか、わかると思います。
子供の「勝ちたい」という気持ちを大切にしつつも、その先にある子供たちの夢を考えて、そこに近づけるようなサッカー、今吸収すべきことを吸収していくサッカーをすることはできます。
コーチのプライドで試合をしているのか、それとも子供たちのために試合をしているのか、そこを見て下さい。
そして、子供のことを見ようとしているコーチの方がいたら、ぜひ応援してあげて下さい。コーチだって応援されたら嬉しいものです。
特に、自分にはサッカー経験がないのに(普通ならコーチをやるのは大変なはずですから)、「子供たちのために」自分の時間を削ってコーチをしている方がいたなら、ぜひ応援してほしいです。
私もよくコーチの方からご相談いただくこともありますが、経験のない方でも頑張っている方、子供を伸ばしている方はちゃんといます。
資格や経歴などなくても、高い資格、経験のあるコーチよりもはるかに素晴らしい伸ばし方をしている方もちゃんといます。
子供たちの生き生きしたプレーを見るために、いいコーチがいたなら、応援していきましょう。

■チームに関わる方へ(指導に携わる方、保護者の方)
良いチームは、コーチ、子供、保護者の方のつながり方がいいものです。
コーチはオープンマインドで、保護者の方からの言葉をちゃんと聞くことができるし、子供がコーチにちゃんと考えを言うことができる。
色々なことを聞くことができない雰囲気や間柄では本当の信頼関係は生まれません。
しかし、お互いに相手の立場を尊重しながらもきちんと話をできるような間柄であれば、お互いに理解をしながら進み、信頼も生まれ、好循環が生まれます。
結果として、子供が伸びます。
もちろん親御さんも嬉しいし、コーチだって嬉しいし、誰より子供が嬉しい。
そういうチームが増えるといいですね。
続いて、細かいことですが、最近子供たちに質問を受けたことがあるので、ここでちょっとお答えします。
柄になく真面目な話をしてしまったので、ここからはちょっと軽い気持ちで読んで頂けたらと思います。

>>理由あれこれ>>
■「コーチのソラT、何で黒なの?」
・・・と数人の子に聞かれました。理由は、「ハチに見える色だから」です。
「ウソ?」と思うかもしれませんが、これが理由です。子供たちに渡すシャツに黒を入れていないのは、もし公園などで着ていた時に、ハチに刺されると嫌だからです。逆に、私達が黒を着るのは、万が一スクールにハチが着ても、子供たちの服より私達の服の方が目に入ればいいかなと思っているからです。冗談のようですが、テレビで「ハチには黒いものが見える」ということを見たので、それをとりあえず私が信じているのです。
ソラTの色のことなどは1~2年くらい前から豊田とも色々話しているので、豊田には言っている部分もありましたが、そんな変な理由をわざわざ皆さんに言うのも・・・ということで特に言わなかったのです。
ちなみに、スタッフの黒いウェアは「ベースボールシャツ」と「ホッケーシャツ」です。サッカースクールなのに、変でしょう。これにも理由がありますが、これについては(これまた長くなるので)説明は省きます。
まぁ、「?」なのはこれだけではありませんが・・・。

■「何であっちのコートを使ったらダメなの?」
・・・通常、スクールでのゲーム時は、コートを2つに区切って、入口のある側でゲームをするグループと、入口のない側でゲームをするグループに分けています。
この「入口のある側のコート」と「入口のない側のコート」、プレーさせるグループには決まりがあります。
「入口のある側」は(同じクラス内の)学年の下の子たちで、「入口のない側」は学年の上の子たちです。
例えば、U-12クラスでは、4年生は「入口のある側」、6年生は「入口のない側」になります。同じように、U-9クラスでは、1年生は「入口のある側」、3年生は「入口のない側」になります(各クラスの中間の学年はその都度分け方が異なります)。
つい前、このコートのことで、5年生の子から「俺、あっちのコート(=入口側)でゲームしたい」と言われました。4年生のグループがそっちを使うのでダメと答えると、「いいじゃん。じゃあ、コート(グループ)ごと、(入口のある側と入口のない側を)入れかえてよ!」と言われましたが、それもダメと言いました。
理由は、安全上の理由です。
ゲーム時はゴールに向かって子供たちはシュートをしますが、シュートが外れることもあります。
また、子供たちは、急にトイレに行きたくなったり、忘れ物を取りに行ってしまったり、(声をかけるように話しても)コーチに声をかけずに入口に走ってしまうことがあります。さらに、他の機会に(コーチが注意をした上ですが)入口に向かうこともあります。入口付近の子にボールが当たらないように十分に配慮はしていますが、このような時に、ゲームをしている子供たちのシュート(外れたシュート)が当たってしまうといけません。
もし、年下の子が「入口のある側のコート」でゲームをしていたなら、年上の子が入口付近に行った時に万が一ボールが当たってしまっても(年下の子の蹴ったシュートなので)あまり痛くはありませんが、その逆に、年上の子が「入口のある側のコート」でゲームをしていて、年下の子が入口付近に行った時にボールが当たると、(自分より年上の子のキックなので)これはかなり痛いことになります。
このように、万が一、子供の蹴ったボールが当たり大きなケガなどにつながるといけないので、比較的キック力の低い年下の子のグループに「入口のある側のコート」でゲームをさせているのです。
※これらを踏まえて上で、ある理由からコートの使用を逆に設定することもあります。

■マーカーも
主に使うマーカー(お皿みたいなやつです)の色は、黄色と赤色の2色です。
練習では、マーカーのところに子供を並ばせることもありますが、私はよほどの理由がなければ、並ぶところのマーカーを黄色にはしません。
これにも実は理由があり・・・それは「黄色のマーカーには虫がよく来るから」です。
意外にコートの中には1~2ミリくらいの小さな虫が飛んでいるんですよね。
こんなふざけた理由なのですが、練習時は結構重要なことなのです。
コーチの見本(というほどかっこいい見本をしたことがありませんが・・・)を見る時に、マーカーに小さな虫がいたりすると子供が虫を見てしまいます。
そりゃそうです。目の前で虫がピコピコ動いていたら、気になって見てしまいますよね、普通。
そんな自然な行動をとった時に「こら、見ろ!」と言うことはできないので(虫が動いているのに反応しないのもちょっとさびしいですし)、赤色にしているのです。
そうすれば虫のせいで見本を見ないということが少なくなりますから。そして、見ていない時には「こら、見ろ!」と言ってやるのです。フフフ・・・。そう、単にイヤな奴なのです、私は。

>>コーチングと理由>>
■理由って・・・せっかくなので、先に書いたコーチングとの関係からも「理由」について考えて見ましょう。
これまでに取り上げた「小さなこと」でも「わかりにくい」(←変なところに細かいので)理由があったように、子供たちのプレーが起こる原因・理由にも同じように様々なものがあります。
この原因を見極めることが難しいということを先ほど少しだけ書きましたが、つい最近、私も見誤ったことがあったので、ここで紹介したいと思います。
U-12クラスのゲーム時、シュートの場面で、ある子が守っている相手の正面にシュートをしてしまいました。
相手とは1対1の関係で、しかも、ゴールから2メートルくらいの至近距離からのシュートです。
さらに、相手の両脇が空いているのに、なぜかシュートは相手の正面に。
ただ、この時のシュートはインサイドキック(←威力は出ませんが最も正確に蹴れるキックです)だったので、シュートを丁寧に打ったことがとてもよくわかり、その部分を褒めました。
私のそばにいた子と「右と左のどっちを狙ったんだろうね?」という話になり、その時の態勢から考えて、ゴールの左端を狙って蹴っていたらまず失敗しない態勢、キックで(また、右端を狙って失敗したらボールが中央(相手の正面)に飛ぶ態勢、キックだったので)、しかもこの子はキックがかなり正確なこともあり、左を狙ったのに外したとは考えられず、「きっと右を狙ったんだよ」と自信満々で言いました。
さて、実際にその子に答えを聞いて、予想をしあった子から「すごい、当てた!」と言われる・・・はずが、答えは「左を狙った」と。
―えっ!?!  でかい声で子供に解説しちゃったのに、そんなバカな・・・。でも子供の答えた声がはっきりしてなくて「左」とはっきり聞き取れなかったぞ。聞き間違いかなと思い、もう一回聞くと、今度ははっきり「左!」。バカー! 
私はそのままコケました(カッコ悪・・・)・・・が、左を狙って何であそこに飛んだ? 
だとしたら考えられるのは、「シュートをする瞬間にボールから目が離れた」ということ。
狙うところを意識しすぎた結果、または無意識のうちにドリブルする時のようにボールをあまり見ず相手を見てしまい、シュートを打つ瞬間にボールを見ていないで蹴ってしまうことがあります。すると、ボールを蹴る瞬間に、自分の思った位置にボールがなく(ほんの少しだけボールがずれている結果)、シュートがずれることがあるのです。おそらくそういうことだろうと思いながらも、また違うといけないので一応その子に確認をすると、シュートの瞬間にボールを見ず、相手を見てしまったそうです。今度は当てましたよ~。すでに選択肢ほとんどなかったですけど・・・。
この、シュートが相手の正面に飛んだ場面で、そのプレーの表面上だけを見て、もし「もっと相手を見ろ」とか「もっと端を狙え」と強く言ったら、それをさらに強く意識して、シュートの瞬間にボールから目が離れてしまうことをさらに強めてしまうかもしれません。また、原因を確認した後でも私は強く「シュートの瞬間にはボールを見よう」とは言っていません。この時、私は軽く理由を聞き、「そうか」と言ったぐらいです。
それは、「一回のプレー」からでは、原因を正しく特定できないこともあるからです。
何でシュートの瞬間にボールから目が離れたのか - もしかしたらこの原因を先に考える必要があるかもしれません。例えば、そばに他の相手がたくさん来ているかと思って焦ってしまったとか。
だとしたら、ボールを受ける前に予め周囲を見ておくことが大切ですから、「先に周りを見ておこう」というアドバイスが適当です。
が、「先に周りを見ておく」ことができなかった原因もたくさん考えられます。また、「先に周りを見ておく」ことができるようになると、段階によってはかえって身につかない技術があることもあります。
詳しくは書きませんが、他にも色々なことが考えられ、このような、あらゆる可能性の中から、もっとも適当だという部分に修正をかけていくことが大切なので、「一回のプレー」から判断してはいけないこともあるのです。ですから尚更、普段、子供たちが自分の力を全て出せるような環境、雰囲気でプレーさせてあげることが大切なんです。それらを見た中で、理由を見極めることが大切なんです。
理由・・・わかりにくいこともあって大変ですが、大切なものですね。
では、最後に、修正すべき部分を間違えるとどんなことになるかということを、ある人のマヌケな文で示し、修正すべき部分を正しく見極めることの大切さと、それを可能にするために原因・理由を正しく見極めることの大切さを再認識して頂ければと思います。
あるサッカースクールのホームページ内の文章から(抜粋)~
『・・・ゲームの時に、5年生の子達に「6年生と一緒にゲームをしたい子いる?」と聞くと数の子が人手をあげました(「数人が手をあげました」という文を「数人の子が手をあげました」という文に修正しようと思ったら、こうなりました。「カズノコがヒトデをあげる」・・・なんか面白いのでそのままにします。)・・・・』
この文章を書いた方は自ら誤ったことを認め、そのままにしていますのできっと素直な方なんでしょうね。素晴らしいですね・・・ヘーックション・・・あ、くしゃみが。
さてさて、この例のように、修正すべきポイントがちょっと違うだけで(ちょっとか?)、全然内容の違うものになってしまうんです。子供のサッカーも同じです。修正すべきポイントが違うだけで、本来子供たちがすべきサッカーから大きくかけ離れてしまっていることがよくあります。
皆さんは、きっとこれからも子供たちのサッカーと関わっていくと思います。
今回は主にコーチングにおける修正のかけ方(行き当たりばったりにならないように)、修正の際に大切な原因・理由について、お話しさせて頂きました。
立場は様々でしょうが、子供たちが伸びていけるよう、子供たちのサッカーを見る時、考える時に、今回ここでお話ししたことが少しでも参考になれば、とても嬉しく思います。

おまけのおまけのおまけっけ≫≫≫最近、教えられたような「キレイなフォーム」(足首をキレイに伸ばして一回一回ボールを蹴る)で子供たちがリフティングをしているのを目にしますが・・・ちょっと気になります。
スポーツニュースやCMなどでプロ選手がリフティングをしている映像が流れることがありますが、フォームが色々ですよね。しかも、教えられたような「キレイなフォーム」でリフティングしている人って、私はあまり見たことがありません(ほとんどの選手の足首が少し曲がってますよね)。リフティングは、フォームをビッシリ教わり身につけるというより、プロ選手が楽しみながらやっているような感じで、子供たちがボール感覚を養っていく程度でいいと思うのですが・・・。

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