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2010年9月23日 (木)

モチベーション

(2006年4月 通信No.40より①)

スクールをより良くするために、私達は日々努力をしています・・・が、努力しただけではダメで、当然、結果を伴わないといけません。
私達にとっての結果とは、「子供の伸び」です。
そして、「子供の伸び」に何より大切なのが、子供がサッカーを楽しむこと、です。ただ、「楽しさ」は様々で、ある子と他の子ではその質が少し違ったり、年代によって全く質が異なったりします。その、それぞれの感じる楽しさをどこまで感じさせることができるか、これが一番重要なのです。
メニューを作るとき、私達は一人一人をイメージします。ずっとスクールにいる子、最近入ってきた子、ともに大切な子供たちです。どちらかにあわせ、どちらかを無視するような練習はしたくありませんし、そんなことがあってはなりません。だから、一人一人をイメージして、全員が伸びるような練習を考えるのです。そして、考えた後は、それをグラウンドの中で実践するのです。
考えることも難しいものですが実践することはもっと難しいものです。当然、一生懸命になります。すると“一生懸命さ”が皆さんに伝わることがあるのですが、これはもしかしたら良くないことなのかもしれません。どこかに一生懸命に動いている影で、気づかぬ別の場所があるはずだからです。悔しいですが事実です。例えば、一人の子の行動に注意(注目)している時(時期)に、他の子の行動を見失うなど。もちろんそうならないよう努力しているのですが、現実には起きてしまっているかもしれません。

子供のことで色々と保護者の方と話をする機会があります。ご相談頂いたり、気になる様子を教えて下さったりします。でも、その時に、皆さんは、子供の成長が思うように進んでいないことがあっても、それを私達のせいにはしません。子供のプレーが思うようにいっていない時でも、「コーチは一生懸命やっているのだから、コーチの責任ではない」と思ってしまうのかもしれません。
―が、ソラの中では、「それは全然違います」とここではっきり申し上げさせて頂きます。
「子供が伸びていなくてもコーチの責任ではない」と思われてしまうような甘い環境で、子供たちを伸ばせない自分達の実力に気づけないようだったら、私達は成長できません。それは、私の望むことではありません。子供にとって、私達にとって、子供を預けている皆さんにとっても、良くないことです。努力を、子供の成長につなげることができなければいけません。

グラウンドに立っていると、悔しい思いをたくさんします。子供に楽しさを伝えられない時がある、伸ばせない時がある、それを肌で感じるからです。子供も素直なのでそんな時は「楽しくない」と感じます。
実際に、少し気持ちが下がり気味の子がいたようです。これはその子の責任ではありません。
悔しいと思うと同時に、私は良かったと思っています。同じ時期、私もグラウンドで、「これじゃ、あいつらが楽しくないじゃないか」と思うことがあったからです。もちろんその時の状況でできる努力はしていましたが、それでは「届かない」ことを何度か感じたからです。子供のせいではありません。
子供とコーチと保護者の皆さんが同じように感じるということは、とても大切なことです。
悔しがるばかりでなく、同じ気持ちの子供たちが集まるこの場で、何とか子供たちも、自分達も、楽しめる状況を作っていきたいと思います。

こういったこともひっくるめて、私は今の状況を本当に幸せだと思っていますし、グラウンドで子供たちと会うことを本当に楽しんでいます。色んなことを体中で感じられる場にいられること、子供たち、皆さん、多くの仲間に囲まれていることを幸せに思っています。
この幸せが続くよう、即ち子供たちがグングンと伸びていけるよう、これからも皆さんには色んなことを話して頂ければと思います。
「一生懸命やっているのだから」ということで言いたいことを我慢したりするのはソラではナシです。「こんなこと言ったら責任感じるかな」なんていう心配も無用です―安心して下さい。そこいらのバネとは比較にならないくらいのバネにして“倍返し”で成長していきますので。何せ、“空へ”ですから。
すみません、ちょっと熱くなってしまいましたが、「見ていろ、この紙飛行機を。飛んでやる!」ということで。簡単に破けないようにちょっと厚手の紙で折っちゃいますよ~。しかも、火の中でも燃えないように水分も含ませちゃったりして。クックック・・・って、これじゃ、飛ばない・・・。
倍返し成長、頑張ります! 

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