まったくもう
新学期のスクール一週目はあまり天気が良くなく・・・。
U-12クラスのある子は、手で練習を扱うメニューが嫌な様子。
どうしたのかを聞くと、「手が汚れるのが・・・」と。
ふむ、それはそれで理解できる、理解できるよ、普通ならね。
でも、オマエさ・・・。
一週間前の8月最終週、天気が悪く、参加できた子が少ない日、水たまりのあるコートの中で、U-12クラスはちょっと変わった練習? 遊び? をしました。
ちょうどその時に来ていた子たちはキックの練習をできるとよくて、でも、キックの練習を練習っぽくするとその子たちにはつまらないかもしれなくて。
なので、「俺がさ、この水たまりの中に動かないで立っててあげるよ。俺の近くにちょうどいい感じでボールを蹴れたら俺に水をかけられるよ。やる?」と聞くと、ある子の「えー?! じゃあ、普段の仕返しができるじゃないですか!」の言葉と共に「やる」という答え。
そう、水たまりがある時は、ちょうど水たまりにボールが落下するように浮いたボールを蹴れば水がピシャっと跳ね、ゴロで水たまりを速く通過するボールを蹴れば水しぶきをあげながらボールが通過します。
そのどちらかで私の近くにボールを蹴ることができれば、私に水をかけられるのです。
普段は動きが遅いこともあるのにこういう時はずいぶん早いね。
さっそく私を狙い始めました。
「バカ、近すぎるだろ!」
「手で投げるな!!」
「直接オレに当てるな!」
こんな言葉を何度言ったでしょう・・・。まったく。
すると、インサイドキックでずっと蹴っていた子が、
「不思議です、コーチ! 普段はボールの下を蹴ってボールが浮いてしまうのに、今日はちゃんと蹴れて、ボールが浮かずに飛びます! しかも、まっすぐ蹴れます!」と。
そうだね、そのキックじゃないと今日はオレに水をかけられないからね。できるんじゃん。普段もそれでやれよ。
そんな感じで、飽きることなく、とても高い集中力で、見事に私をずぶぬれにした子たちなのでした。
そう、その子たちの一人、しかも、「不思議です、今日はちゃんと蹴れます」と言った子が、さっき書いたように、手が汚れることを気にしていたのでしたー。
まったくもうな子たちです。

